そもそも家族葬とはどのようなもの?
最近、「家族葬」という言葉が広まってきました。よく家族葬を「金額が安い葬儀」と解釈している人が多いようです。しかし、本来は「広く告知せず家族や親戚、親交の深かった人など招待する方を限定した葬儀」と解釈する方が良いでしょう。
近年では、有名人も「家族葬」で行ったというニュースをよく耳にします。
2019年の7月にSMAPや嵐を輩出したジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんの葬儀は「家族葬」にて執り行われたという報道がありました。
家族葬と聞くと親族だけで行ったというイメージですが、ジャニーズ事務所のメンバー150人近くの人数で家族葬を行ったということです。生前、ジャニー喜多川氏は、事務所のメンバーを息子のように家族同様に接しており、事務所のメンバー=家族であるため「家族葬」と表現したそうです。
また、お笑い芸人トリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーの一人、上島竜平さんの葬儀も「家族葬」で行われたといいます。
タレントの有吉弘行さんのラジオでは、「(上島さんのお葬式は)家族葬でやろうって決めたんだけど、やっぱりみんな『オレも家族だ』って、いっぱい(参列者が)来るんだよね。そりゃ、会いたいよね。」とラジオで話しており、親族だけでなく生前に付き合いのあった芸能人やタレントを含めた”家族葬”だったようです。
結論、家族葬を行う際は何人呼ぶべきなのか?
先ほどの著名人の方の例から分かる通り、家族葬とは「広く告知せず家族や親戚、親交の深かった人などを招待する葬儀」だといえます。そこで、生前に「誰を呼ぶか?」といったことを相談するなどしたり、交友関係についてしっかりと把握しておくことが重要だといえます。
そのようなことを生前に把握しておくために、有効な手段としてエンディングノートが良く活用されています。エンディングノートとは、人生の終わり方について事前にまとめておくもので、その中身には「どのような形式で葬儀を執り行いたいのか?」「亡くなった時にしてほしいこと、してあげたいこと」「誰を葬儀におよびするのか?」「葬儀にかける予算」「納骨先をどのようにするか」等を記載するものとなっています。
また、ノート形式で記録を残しておくことにより、家族に対して、上記のような内容を残し伝えることができます。
福井市でも複数の葬儀社がエンディングノートを取り扱っています。興味のある方は是非お電話や相談・見学に行った際に問い合わせてみてください。
多くの人数を呼ぶと葬儀の費用負担は大きくなる?
ここまで、家族葬は何人呼んでも構わないとご説明させていただきました。しかし、お客様の中で「できるだけ費用の負担を減らすために少人数の葬儀を行いたい」と考えられる方もいらっしゃるようです。
確かに、会葬者人数が減ると葬儀の費用自体は抑えることができますが、その分香典の費用が減るため実質の負担額は、多くの方を呼んだ葬儀と変わらない場合があります。そのため、一概に人数が少ない方が費用が安いという事ではありませんので、まずはどのような葬儀を行いたいかについて考え、事前に葬儀社に相談しておくことが重要です。
福井市で家族葬についてお考えの方はオームラにご相談ください。
オームラは福井市で長年、葬儀のお手伝いをさせていただきました。長年の経験から、皆様のご希望に合わせた家族葬のご提案を致します。少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。