「費用をなるべく抑えて葬儀をあげたい…」「葬儀に必要な費用を準備するにしてもそもそもいくらか分らなくて不安…」といったお声を伺うことがあります。
今回は、そんな方々に向けて葬儀費用の相場・葬儀の種類などをもとに、福井市で費用を抑えて葬儀をあげる方法について詳しくご説明致します。
大切な方を亡くされた時は気持ちの整理が出来ず、落ち着かないケースも多々ありますので、少しでも余裕のあるうちに考えておきましょう。
福井市における葬儀費用の相場は?
葬儀費用の相場についてご存知でしょうか?全国の葬儀費用は約110万円、福井市の場合は約127万円と言われています。(※鎌倉新書「第5回お葬式に関する全国調査」より)
決して安くはないサービスという事もあり、費用に関してお悩みやご不安を抱えておられるお声も多数お伺いします。
以下では、そんなお悩み・ご不安を解消するべく、福井市で葬儀費用を抑える4つの方法を詳しくご紹介致しますので是非ご参考いただけますと幸いです。
福井市で葬儀費用を抑える4つの方法
こちらでは葬儀費用を抑える4つの方法に関してお伝えいたします。
◆葬儀費用を抑える方法①:葬儀社の会員に入会する
葬儀費用を抑える場合、まず行うべきことは葬儀社の会員に入会することです。多くの葬儀社では、大切な方とのお別れに備えていただくために会員制度を用意している場合がほとんどです。
お葬式は滅多に経験するものではないですが、少しでも余裕のある内に葬儀について考えることで、いざという時冷静な判断ができます。トラブル等も回避出来ますので、一度検討してみると良いでしょう。
会員制度には大きく2種類ありまして、
それぞれについて以下にて解説いたしますので是非ご参考ください。
互助会制度
互助会制度は経済産業大臣の厳しい審査をクリアしたうえで、営業許可番号を与えられた事業で、経済産業大臣の指導と管理のもとに運営されています。
月々の掛け金はコースが用意されているのが通常で、毎月3,000円程度×120回といったコースが用意されています。
メリットとしては、月々の掛け金で、家族の葬儀や結婚式の準備ができる事があり、貯金が苦手という方や浪費家の方で葬儀費用を確保できる自信がないという方におすすめとなっています。
一方でデメリットとして、葬儀社によっては積立金の範囲内を超えた数多くのオプションをつけなければ葬儀が出来ないといったケースもあります。その為、近隣の葬儀費用の相場をはるかに上回る費用を請求される恐れがあります。
更に途中解約をすると積立金の2割ほど解約手数料が発生することが一般的です。
専門葬儀社の会員制度
特徴:専門葬儀社の会員制度は、入会金を支払うだけで、葬儀の割引や会員限定の特典が受けられることが一般的です。※葬儀社によって特典内容は変動します
メリットとしては、以下のような点があげられます。
①葬儀に関して困った時に相談出来る
②いざという時にすぐ依頼できる
③葬儀の割引・会員限定のサービスを受けられる
決して安くはない葬儀というサービスを受けるにあたって、費用の割引があることはもちろん、スタッフとの信頼関係を築けるという点に関してもご入会されることをおすすめいたします。
葬儀会社の会員制度は互助会のような積立制度とは異なり、積立金がかからないため、気軽に入会することができます。まずは、現在検討中の葬儀社において会員制度があるか?是非チェックしてみましょう。
弊社の場合、「オームラクラブ」という会員制度を設けております。ご入会いただくと、お葬式費用が最大15%割引になるだけでなく、仏事用品や法要の割引、さらに、お葬式後のアフターサポートも各種完備しております。
年会費・積立金・更新費一切不要の会員制度ですので、ご興味を持っていただけた方は是非一度ご確認いただけますと幸いです。
◆葬儀費用を抑える方法②:葬祭費補助制度を利用する
葬祭費補助金とは、故人様が福井市の国民保険に加入していた場合、福井市の保健衛生局 保険年金課に申請することで給付される補助金です。
申請すると50,000円の補助金がもらえるので、以下をご参考いただきながら申請に必要なものを準備しましょう。
申請に必要なもの
- 葬儀執行者氏名が確認できる書類(会葬礼状、火葬許可証など)
- (死亡者が福井市に住民登録されていない場合) 死亡の事実を証明する書類
- 亡くなった人の保険証
- 振込先口座のわかるもの(通帳など)
- 葬儀執行者の印鑑(スタンプ印を除く)
※申請者が自署する場合は、押印を省略できます。(申請者と振込先名義人が異なる場合には、押印が必要となります。)
◆葬儀費用を抑える方法③:受け取るお香典を利用する
香典とは、参列者が故人に線香や抹香を御供えの代わりとして備えるお金です。
香典の費用については故人様との関係によって以下のように変動しますが、こちらを利用することで葬儀費用の負担が抑えられます。
参列者の関係性 | 香典の相場・金額 |
故人様が父母・配偶者の父母の場合 | 5万~10万円 |
故人様が祖父母・配偶者の祖父母の場合 | 1万~5万円 |
故人様が親戚の場合 | 1万~3万円 |
隣人・近隣 | 3千円~5千円 |
友人・同級生・職場関係 | 3千~5千円 |
◆葬儀費用を抑える方法④:会葬者の人数を減らす
「故人様をしっかりお見送りしてあげたい」「お世話になった方々を集めて葬儀を執り行いたい」という方は葬儀の内容・規模などを変更せずとも葬儀費用を抑えられる①~③の方法をおすすめ致します。
しかし、それでもさらに費用を抑えたいという場合は、会葬者の人数を減らすことをご検討ください。多くの方を招くとその分飲食費や返礼品費などがかさみ、下記例の通り18万円もの差額が生じます。しっかり予算と照らし合わせたうえで検討しましょう。
例)
例えば、飲食費4,000円/回、返礼品費1,000円の場合にて計算した場合、飲食費は通夜振る舞い・精進落としの2回分となりますので、会葬者1人当たり9,000円の費用が発生する計算となります。
会葬者10名と30名を比較すると、18万円もの差額が発生するという事です。
◎会葬者10名の場合
9,000円×10名=90,000円
◎会葬者30名の場合
9,000円×30名=270,000円
ただし、単純に会葬者を減らしておもてなしの費用を削減すれば良いという事ではありません。会葬者人数を増やすとその分香典も増えるということになりますので、お世話になった方もお呼びしつつ故人様をお見送りしてあげたい方は、その点もよく加味したうえで考えましょう。
福井市における葬儀費用のご相談はオームラまで
皆様、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
現在福井市にて葬儀を検討中の皆様にとって少しでも参考になっていれば幸いです。
①~④にてこれまでご紹介させていただいたような方法以外にも、「葬儀保険に加入しておく」「祭壇を小さくする」「会食をしない」などといった手段もあります。
葬儀費用を抑える方法が色々とある中で、どの手段を選択するのが最適か?判断に悩む事もおありかと思いますが、その際は是非一度葬儀社に相談することをおすすめします。
オームラでは、ご葬儀に関するご相談はどんな些細な事でも承っております。ご訪問・ご来場・お電話・オンラインツールなど様々な形でご相談いただけますので、ご都合に合わせてお気軽にお問い合わせ下さい。